自分らしいお葬式をするために必要なこと

あなたの人生、最期まで自分らしくあるために、必要な知識。

実費の仕組み

お葬式ではあれもこれも「実費」になります!

「葬儀一式とは」の項目で書いたように、お葬式は「葬儀一式」に含まれる項目だけで行うのはほぼ不可能なのが現状です。
そして、まともなお葬式を出そうと思ったら、その費用のほとんどが「実費」と呼ばれる費用に飛んで出て行ってしまいます。
この「実費」の怖さを知らずにいると、いざお葬式が済んで、葬儀社からの請求書を見て愕然とする・・・ということにもなりかねません。
葬儀社は、「葬儀一式」を安く設定しておいて、「実費」で利益をとっています。
このことを決して忘れないで下さいね。

「実費」に含まれるもの

では、「葬儀一式」に含まれない、「実費」扱いになる費用にはどのような項目があるでしょうか。
例えば、このような費用は「実費」になります。

  • 通夜料理や精進料理、火葬場などでの飲食
  • 会葬御礼品や香典返しなどの返礼品
  • 遺族名義で飾る供花
  • 自宅以外で葬儀をする際の式場利用
  • 霊柩車やマイクロバスなどの車両
  • 火葬場や待合室の利用

このような費用は「実費」になります。
この項目を見て分かる通り、どれもお葬式をきちんと行うには必要な物ばかり。
ですが、これらの費用については、葬儀社は事前に教えてくれません。
こちらからしつこく実費について問い合わせないと、この費用の実態を証してはくれないのです。
そして、最後の請求書の段階で初めてこの「実費」が明らかになる・・
こうした現在の日本の葬儀社の悪習については、きっちりと目を光らせる必要があります。

実費を少しでも減らすために

現在の日本では、葬儀社は「実費」でお金を儲けています。
ですから、その葬儀社の「甘い汁」を少しでも減らすためには、こちら側の努力が不可欠です。
実費を少しでも減らすためには、このような努力をしてみてください。

●必ず相見積もりを取ること。
葬儀を行うまでには時間が限られているので、決まった葬儀社に頼みがちですが、ぜひとも相見積もりを取って、複数の葬儀社を比べてみましょう。その際に、「葬儀一式」だけでなく「実費」も算出するように依頼してください。そうすることで、意味のない実費を削ることが可能です。

●何人ぐらいの人が訪れるか把握しておくこと。
実費の中で特にお金がかかるのが、通夜料理や精進料理などの飲食費。
これは、一人あたりの食事代×人数で算出されますが、葬儀社はこの人数を多めに設定します。
「もし人が増えた場合失礼だから」などと言ってきますが、その言葉を鵜呑みにしないでください。
通夜料理や精進料理は、すべての人が箸をつけるとは限りません。ですから、訪れる弔問客の数より少なくてもちょうどいいぐらいなのです。
また、弔問客が何人ぐらい来るのかを事前に把握しておくことで、葬儀社の多すぎる見積もりを削ることが可能です。

●香典返しなどは自分で送る。
香典返しなどは、香典の金額によって内容を変えたり、多くの人に贈ったりする手間がかかるので、どうしても葬儀社に任せがちになりますが、葬儀社の選ぶ香典返しは、無難ではあるものの面白みにかけるものばかり。故人の意思とは無関係なものになってしまいがちです。そしてムダに高いのも特徴です。
ですから、この香典返しなども葬儀社任せにせず、自分で決めて自分で贈るようにしましょう。そうすることで、こちらの気持ちも伝わりますし、なによりも不明瞭な香典返しの費用を削ることが出来ます。

このように、葬儀にかかる「実費」は努力で削ることが可能です。
「自分らしいお葬式」をするためには、こうした努力を惜しまず行うことが大切なのです。

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